これを読んでいる人がいるかどうかわかりませんが、『もしも』っと聞いて、後ろに何か言葉をつけるのだしたら、『ぼっくす』と答える人がいたら、正解です。国民的人気の未来型お節介ロボットにまつわる話です。
ある職場の上司で、ちょっと頭のネジが緩い人がいました。なんでそんな人が、その席に座っているの?? っと言われる位の人ですが、会社ですので、まぁそのぉ政治的な意味合いが強いのですが、一応上司です。
不幸なのは、その上司の下で働く事になってしまった人達です。その会社はある程度大きな会社ですので、会社規模に準じた数の障害者を雇いいれなければならない(のだそうです)。この上司の下には、そうした理由で雇い入れられた人達が集められていたのです。それだけでしたら、それほど珍しくないのですが、通常の会社ですと、ここで『上司が可哀想』といった思考が働くそうです。ここまで話すと、大抵の人が同じ反応を示します。しかし、この会社では事情が異なります。『部下が不幸』なのです。
この上司の困ったことに、ドラえもんが実在するのだと本気で考えている事にあるのです。しかし、質が悪い事に、道具が実在するのだとは思っていないらしく、道具は未来にならないと出来ない。そう考えているようなのです。
しかし、唯一『もしもぼっくす』だけは実在していて、自分達が気がつかないだけだと考えているのです。この部署は、外に出る事がないので社内業務のみを行っているのですが、この上司は、電話を見つけると・・・部署に電話をかけて来て
『もしも、私の机が奇麗になっていたら』
『もしも、ケーキが食べれたら』
『もしも、ビルが逆さまになっていたら』
『もしも・・・・』っと、電話口で話すのです。それで、その願いがかなっていなかったりすると、自分の席の電話から、部署ないの人間全員に、電話をかけるのです。そりゃぁもう子供の悪戯としか思えない電話を・・・。
---後日談
私がその会社を退社する時まで、居ましたので今でも居るとは思います。これで、仕事が人並み以下だったら、会社も辞めて貰う事を選択するとは思いますが、仕事が出来るし、政治的な理由から首に出来ないでいる(らしい)。
その上司は多分幸せなんでしょう、ここでは、その上司の下で仕事をしなければならない、部下達の幸せを部下達の信じる神に祈るだけです。